東和精機の販売機械~トランスファーモールドプレス~

安城市に本社工場がある東和精機は、全自動歪取機の製造販売業者として良く知られていますが、他にも東和精機で販売を行っている機械があります。
今回は「トランスファーモールドプレス」についてご紹介しましょう。

◆半導体とは?

トランスファーモールドプレスというのは半導体の樹脂封止装置のことになります。
普段半導体に関わる機会があれば半導体について良くご存知の方も多いとは思いますが、そうでない方にとっては目にしたり耳にしたりする機会はあっても、良くは知らないという方もいるではないかと思います。
まずは、東和精機で販売しているトランスファーモールドプレスについてご紹介する前に、半導体について簡単に説明しておきましょう。

物には電気を通す性質のものと電気を通さない性質のものがあるのはご存知の通りです。電気を通す性質の物は「導体」、電気を通さない性質の物は「絶縁体」と呼ばれています。
感電しないようにするためには、ゴム製の手袋をはめると良いと言われていますが、これはゴムが電気を通しにくい性質=絶縁体であるためだそうです。
半導体というのは、その名前の通り電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」との間のような性質を有しているものと言われています。
半導体は温度が低いと電気を通しにくいですが、温度が上昇するに従って電気を通すようになります。また半導体は特定の元素を加えることで電気を通しやすくなるという特徴があります。

◆トランスファーモールドプレスとは

半導体がどのようなものなの確認しましたので、次に、東和精機で販売しているトランスファーモールドプレスについてご説明しましょう。
半導体をご覧になったことがある方はお分かりだと思いますが、半導体はむき出しの状態で使われることはありません。どの半導体も樹脂でコーティングされています。
半導体を樹脂でコーティング加工するめの機械が東和精機で販売しているトランスファーモールドプレスになります。樹脂で半導体をコーティングすることで、半導体が必要のない電気的干渉などを受けることを避けることが可能になります。
つまり、半導体の信頼度をアップしてパフォーマンスを上げるためには、半導体を樹脂コーティングすること。本来の目的を確実にこなすことが出来るようになるでしょう。
半導体は外部からの刺激を受けることによって、導体にもなれば絶縁体にもなるという性質があるためです。

◆まとめ

東和精機が販売しているトランスファーモールドプレスとはどういう機械なのか紹介して来ましたが、東和精機がこの機械を販売したのは1969年2月だそうです。東和精機は現在では、EVシリーズ、SDシリーズ等さまざまなタイプのものを販売しています。

東和精機が販売しているトランスファーモールドプレスの種類

半導体の生産に欠かすことの出来ないトランスファーモールドプレスですが、どんな種類があるのでしょうか?
安城市に本社工場を構える東和精機で販売しているトランスファーモールドプレスについてみてみることにしましょう。

◆トランスファーモールドプレスの重要性

まずは、東和精機で販売している半導体樹脂封止装置とも呼ばれているトランスファーモールドプレスの重要性について確認しておきましょう。
半導体の特徴については、ご存知の方も多いかもしれませんが、その性質について簡単に復習しておきましょう。
半導体は外部からの熱刺激を受けたり、特定の元素をプラスしたりすることで、「導体」になったり「絶縁体」になったりするというユニークな性質を持っています。
そのため、半導体が本来の目的を果たして機能するためには、外部からの刺激を受けにくくすることが大切になって来ます。
トランスファーモールドプレスは半導体を樹脂で覆うことによって、外部からの刺激をブロックすることが可能になります。
もし、半導体をむき出しの状態で使用していたとしたら外部からの熱の刺激などをダイレクトに受けることになり正しく機能しなくなってしまうケースも出て来る可能性があるでしょう。

◆トランスファーモールドプレスの種類

それでは、東和精機ではどんな種類のトランスファーモールドプレスを販売しているか見てみましょう。
現在東和精機で販売しているものは大きく分けると「EVシリーズ」、「SDシリーズ」、「特殊仕様機」の3種類になります。
それぞれの特徴についてみてみることにしましょう。

●EVシリーズ

2000年2月から東和精機で販売を開始したタイプになります。エコノミーな普及型で以前のTEPシリーズの代替機で、旧機種と比べて前面フロアースペースが減少し、選択オプションとして、多点温調システム、空気式油圧冷却装置、MGP金型対応仕様、4ポイントソフトクローズシステム、クランプ微速開き機能が用意されているそうです。

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●SDシリーズ

東和精機で1994年5月から販売をスタートしたロングセラー商品になります。SDシリーズのコアになるトランスファー過程においてフィードバック信号がセンサーから発信されて全クローズドコントロールが行われるタイプになります。選択可能オプションはEVシリーズと同様だそうです。

●特殊仕様機

東和精機では、汎用機とは異なる特殊仕様機の製作販売も行っているそうです。自動車部品用のフルオートタイプや圧縮成形機等種類も豊富なようです。

◆まとめ

東和精機で取扱っているトランスファーモールドプレスをご紹介して来ましたが、半導体はさまざまな分野で使用されていますので、今後ますますグローバルな展開が期待出来そうです。

東和精機の全自動歪取機の特徴

安城市に本社工場のある東和精機は全自動歪取機の開発・製造・販売業者として良く知られています。
1975年に経済産業省から自動化開発賞を授与された東和精機の全自動歪取機について詳しく探ってみましょう。

◆全自動歪取機の役割

まずは、東和精機の主要商品である全自動歪取機の役割について確認しておきましょう。

歪取機はシャフト等を製造する際に発生してしまう歪をオートマティカルに測って修正するこ役割があります。
全自動で歪が修正されますので、作業工程の効率アップにも役立っていると言えるでしょう。
全自動歪取機は大量に同じ種類のものを生産する時の効率アップだけでなく、不良品の発生率の抑制などによるコスト削減にもひと役買っているとも言えそうです。
また、自動に歪が修正されますので人の手による不良品チェック工程も簡略化することも期待出来そうです。

◆全自動歪取機の種類

次に東和精機で生産販売している全自動歪取機にはどのようなものがあるかご紹介しておきましょう。
全自動歪取機として、東和精機では「Hシリーズ」、「Fシリーズ」、「Pシリーズ」の3種類が用意されていますので、それぞれの特徴をみてみましょう。

●Hシリーズ

油圧コントロールタイプで高い加圧が必要なケースに向いているそうです。320kN以上の加圧が必要な場合は油圧コントロールタイプになります。
OSはDOSタイプとWindowsタイプがあります。

●Fシリーズ

サーボモータコントロールタイプの全自動歪取機になります。Fシリーズでは FANUC社のCNC装置が使用されているのが特徴になります。OSはWindowsのみとなっています。

●Pシリーズ

サーボモータコントロールタイプになります。東洋精機のフラッグシップモデル的位置づけになるそうです。OSはWindows7になります。

◆全自動歪取機製造販売までのあゆみ

東和精機で製造販売している全自動歪取機の種類について紹介して来ましたが、全自動歪取機の製造販売までの同社のあゆみについて振り返っておくことにしましょう。

東和精機が全自動歪取機の開発製造までに費やした期間は1970年~1973年までですので、およそ3年です。
その後もよりよい製品開発のための努力が続けられて販売開始から13年後の1986年4月にはサーボモータ化に成功し製品として販売をスタートすることになりました。
そして、2001年12月には汎用サーボモータの開発成功製品化、2004年6月にはWindows版の汎用サーボモータ搭載タイプの製品化が行われました。

◆まとめ

東和精機では自社での製品開発から製造まで一貫して行うことで、同社の「小さくてもキラリと光る会社」実現に向けて歩み続けている企業と言えそうです。

東和精機の取扱い製品紹介~油圧プレス機~

東和精機では全自動歪取機をはじめとした工業機器の製造販売を行っています。
今回はその中から「油圧プレス機」を中心にご紹介しましょう。

◆油圧プレス機とは?

まずは、東和精機でも販売している油圧プレス機とはどんな機器なのか確認しておきましょう。
油圧プレス機というのは、機械の駆動部分を油に圧力をかけること縦に動かして、部品を作るための機械になります。
部品を作る方法として、油圧プレス機の駆動部分に板金を置いて金型を使って形作って行きます。
因みに金型は金属の部品を作るための型枠になります。金型を使うことで同じ形のものを大量に生産することが可能になります。
サイズがとても大きな油圧プレス機になると、カーボディーなどの生産にも使われたりしているそうです。
油圧プレス機は、生産するもののサイズによって金型加工するために必要な油圧力が異なって来ます。そのため、油圧力を生産するものに合わせて選ぶことが可能になっているそうです。
部品の大きさが大きくなればより高い油圧力が必要になって来ます。

◆油圧プレス機の活躍貢献

それでは、東和精機でも販売している油圧プレス機はどんな活躍や貢献をする機器なのか見ておきましょう。
油圧プレス機は自動に連続で動かすことも可能ですし、1回ずつ稼働させることも可能です。
自動に連続で油圧プレス機を動かすことによって、部品の大量生産が可能なります。
油圧プレス機を使うことで金型を利用した規格にバラつきの無い部品の大量加工生産が可能になったと言えるでしょう。
規格にバラつきのない部品が大量に生産されるようになったことで、身の回りのさまざまな製品の大量生産も可能になりました。
車や電化製品などを作るのには実に多くの部品が必要ですが、使用する部品にバラつきがあったのでは、同じ性能の製品を大量に生産することは出来ません。

◆油圧プレス機の特徴とまとめ

東和精機でも製造販売している油圧プレス機にはどんな特徴があるのでしょうか?
東和精機が油圧バルブの国産化に成功して油圧プレス機の製造をスタートしたのは1954年4月ですので、製造を開始してから半世紀以上経過していることになります。
圧入、かしめ、切断など実にさまざまなプレス作業への対応が可能な機器になります。東和精機でも製造販売している高速油圧プレスは①小型だが出力が大きい、②応答性の高さ、③リーズナブルな価格設定などがあげられます。
東和精機は油圧プレス機においてもパイオニア的な位置づけの会社と言えそうです。

東和精機の取扱い製品紹介~サーボプレス機~

安城市を製造販売の拠点としている東和精機ではモノづくりを支えるさまざまな機械の製造販売を行っています。
今回はその中から「サーボプレス機」にフォーカスしてご紹介しましょう。

◆プレス機の種類とそれぞれのメリット

まずは、東和精機で取扱っているプレス機にはどんな種類があるのかチェックしておきましょう。
東和精機では大きく分けると「油圧プレス機」と「サーボプレス機」、2種類のプレス機を取扱っています。
どんな違いがあるのかそれぞれの特徴とメリットについてみておくことにしましょう。

●油圧プレス機の特徴とメリット

油圧プレス機の場合はモーターで油圧ポンプを動かして、油の圧力を使ってプレス加工をする機械になります。
油圧式プレスのメリットとしては、ストロークの長さ、加工速度、加圧力を使う側で好みに合わせてアジャストメント可能なことと言われています。

●サーボプレス機の特徴とメリット

サーボプレス機は、サーボモータを使ってプレス加工速度をコントロールしている機械になります。
プレス加工を行う時にスライドの動きをチョイスしたり、加工を行う時にピッタリの動きをチョイスしたりすることが可能となります。サーボモータが搭載されていることで速さを自由に変更することが可能なため、複雑な形のものを生産するのに向いていると言われています。

◆東和精機のサーボプレス機の特徴

油圧プレス機とサーボプレス機の特徴などについて見てきましたが、東和精機で製造販売しているサーボプレス機の特徴についてご紹介しましょう。
東和精機のサーボプレス機は、停止精度が求められる試作研究用のプレスに向いていて、最高出力は100kNとなっているそうです。
さらに次の様な特徴があるそうです。

・OSにWindows7を搭載しているので、高い拡張性がある。
・位置を確認するために精密リニアスケールが使われているため、より高い停止精度がある。
・荷重データ、位置データについて一緒に表示される。
・専用機のため、顧客が求める仕様に合わせて設計を行うことが可能。

また、荷重データは荷重管理装置、位置データは位置センサーが使われているそうです。

◆まとめ

東和精機で製造販売を行っているサーボプレス機の特徴と油圧プレス機との違いについても特徴を明確にするために合わせて見て来ましたが、いかがでしたでしょうか?
東和精機では2005年7月から高精度のサーボプレス機の販売をスタートさせていますので、今年で販売開始から15年を迎えることになりますが、今後の展開も気になるところです。