東和精機の全自動歪取機の特徴

安城市に本社工場のある東和精機は全自動歪取機の開発・製造・販売業者として良く知られています。
1975年に経済産業省から自動化開発賞を授与された東和精機の全自動歪取機について詳しく探ってみましょう。

◆全自動歪取機の役割

まずは、東和精機の主要商品である全自動歪取機の役割について確認しておきましょう。

歪取機はシャフト等を製造する際に発生してしまう歪をオートマティカルに測って修正するこ役割があります。
全自動で歪が修正されますので、作業工程の効率アップにも役立っていると言えるでしょう。
全自動歪取機は大量に同じ種類のものを生産する時の効率アップだけでなく、不良品の発生率の抑制などによるコスト削減にもひと役買っているとも言えそうです。
また、自動に歪が修正されますので人の手による不良品チェック工程も簡略化することも期待出来そうです。

◆全自動歪取機の種類

次に東和精機で生産販売している全自動歪取機にはどのようなものがあるかご紹介しておきましょう。
全自動歪取機として、東和精機では「Hシリーズ」、「Fシリーズ」、「Pシリーズ」の3種類が用意されていますので、それぞれの特徴をみてみましょう。

●Hシリーズ

油圧コントロールタイプで高い加圧が必要なケースに向いているそうです。320kN以上の加圧が必要な場合は油圧コントロールタイプになります。
OSはDOSタイプとWindowsタイプがあります。

●Fシリーズ

サーボモータコントロールタイプの全自動歪取機になります。Fシリーズでは FANUC社のCNC装置が使用されているのが特徴になります。OSはWindowsのみとなっています。

●Pシリーズ

サーボモータコントロールタイプになります。東洋精機のフラッグシップモデル的位置づけになるそうです。OSはWindows7になります。

◆全自動歪取機製造販売までのあゆみ

東和精機で製造販売している全自動歪取機の種類について紹介して来ましたが、全自動歪取機の製造販売までの同社のあゆみについて振り返っておくことにしましょう。

東和精機が全自動歪取機の開発製造までに費やした期間は1970年~1973年までですので、およそ3年です。
その後もよりよい製品開発のための努力が続けられて販売開始から13年後の1986年4月にはサーボモータ化に成功し製品として販売をスタートすることになりました。
そして、2001年12月には汎用サーボモータの開発成功製品化、2004年6月にはWindows版の汎用サーボモータ搭載タイプの製品化が行われました。

◆まとめ

東和精機では自社での製品開発から製造まで一貫して行うことで、同社の「小さくてもキラリと光る会社」実現に向けて歩み続けている企業と言えそうです。